id: J-127(誌面表示: J-127) · 物理ページ: 828–829(pages=2) · category: term_general · figure_type: comparison · status: ready · evaluation_date: 2026-09-05
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一般語彙
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決定論と非決定論

ケッテイロントヒケッテイロン
同じ入力でも常に同じ出力になるとは限らない性質を指す対概念です。
体験区分:調査ベース 推奨読者レベル:Level 3-4

何をしてくれるか

LLM は同じプロンプトを何度実行しても同じ答えとは限らず、これを非決定論と呼びます。実行のたびに結果が変わるか、常に同じ結果になるかを区別する考え方です。

どこで出会うか

同じプロンプトなのにレビューのたびにコードが変わる場面や、AI エージェントの挙動が実行ごとに違うと話題になる記事で見かけます。運用ルールを決める会議でも登場する語です。

比較図
図(figure_type: comparison)は本番生成器(Astro + React primitive)で描画。
iter 22 時点ではプレースホルダ。
決定論と非決定論 を使う人

左右 2 枚のカードを並べる。左「実行時に呼ぶ」はユーザーが AI(ロボットアイコン)に毎回話しかけ、吹き出しの答えが回ごとに少し違う形で並ぶ図。右「先に 1 回だけ呼ぶ」はユーザーが AI に 1 回だけ話しかけ、できあがった生成物(歯車アイコン)がそのまま何度も同じ動きを繰り返す図

擬人化ポンチ絵 · 後日差し込み
開発フローでの位置
業務の性質分け
設計方針の決定
生成と多段検証
運用と再評価
2026.09·ready
「Compiled AI にすれば、実行時は LLM を呼ばず決定論的に動きます。」
決定論と非決定論の見方
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この用語の見どころ
1
役割

同じ入力で結果が変わるか変わらないかを見分ける物差しです。

2
うれしさ

再現性が上がると検証やレビューがしやすくなります。

3
注意点

温度 0 でも完全再現とは限らないと報告されています。

4
どこで役立つか

同じ処理を繰り返す定型業務の設計判断で役立ちます。

5
はじめに

実行時に AI を呼ぶか呼ばないかの違いが分かれば十分です。

6
深掘り先

Temperature、Compiled AI、リスクアセスメント

非エンジニアのつまずき
  • 温度を 0 にすれば同じ答えが返る、と思い込んでいたところでつまずきました。
私のコメント
  • 第一印象:非決定論の部分は、ずっとリスクとして残り続けるのだろうと思っていました。
  • 良い点:決定論に寄せてしまえば、同じものを入れれば必ず同じものが出てきます。ドリフトも考えなくてよくなります。
  • ダメな点:開発の現場では LLM を使うので、非決定論そのものが消えるわけではないところです。
  • 誰向けか:実運用を任される人向けです。私は最終的に、ほぼ全部を決定論側に寄せる形になると考えています。
関連用語
備考

温度 0 の非決定性は Thinking Machines Lab の実測(同一プロンプトを 1,000 回実行し 80 種類の出力)に基づきます。

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