id: J-129(誌面表示: J-129) · 物理ページ: 832–833(pages=2) · category: term_general · figure_type: structure · status: ready · evaluation_date: 2026-09-05
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一般語彙
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コンテキスト腐敗

入力が長くなるほど、モデルの精度が静かに落ちていく現象です。
体験区分:触った 推奨読者レベル:Level 3

何をしてくれるか

context rot(コンテキスト腐敗)は、入力が長くなるほど応答の精度が下がっていく現象そのものを指す語です。文脈窓(コンテキスト窓)に余裕があっても起きるとされ、枠が広いモデルなら安心とは言えません。

どこで出会うか

長く続くエージェントのセッションや、資料を大量に読ませた会話で出会います。序盤は的確だった応答が、履歴が積み上がるうちに急に的外れになる場面で気づく人が多い現象です。

構造図
図(figure_type: structure)は本番生成器(Astro + React primitive)で描画。
iter 22 時点ではプレースホルダ。
コンテキスト腐敗 を使う人

横軸を入力の「先頭・中央・末尾」、縦軸を「拾われやすさ」にした U 字カーブ。中央がへこんでいる形

擬人化ポンチ絵 · 後日差し込み
開発フローでの位置
セッション開始
会話が長引く
精度が静かに低下
対策を挟む
必要なら分割
2026.09·ready
「会話が長引いてきたので、コンテキスト腐敗が心配ですね。」
コンテキスト腐敗の見方
833
この用語の見どころ
1
役割

長い文脈で応答精度が落ちる現象に名前をつけた語です。

2
うれしさ

原因不明の的外れ回答に、対策を考える手がかりを与えます。

3
注意点

文脈窓が広いモデルでも避けられないと報告されています。

4
どこで役立つか

長時間のエージェント運用や RAG 設計の判断で意識します。

5
はじめに

会話が長引いたら要点を整理し直す習慣から始めます。

6
深掘り先

オートコンパクト、コンテキスト管理、リランキング

非エンジニアのつまずき
  • lost in the middle と一緒に聞いて、違いが分かりませんでした
  • 圧縮を重ねるほどズレていく、という感覚が最初はありません
  • 同じスレッドを使い続けてよいのかどうか、迷います
私のコメント
  • 第一印象:lost in the middle と一緒に知った言葉です
  • 良い点:フレッシュに保つ、関心事の分離が大事だと分かります
  • ダメな点:知らずにずっと同じチャットで続ける人が多いです
  • 誰向けか:長い会話で AI を使う人全員向けです
関連用語
備考

Chroma の検証(GPT-4.1・Claude Opus 4・Gemini 2.5 を含む最前線 18 モデル)では、試した全ての入力長でこの劣化が見られたと報告されています。

参考 https://www.morphllm.com/context-rot checked 2026-09-05
J-129·term_general
バイブコーディング図鑑